猫を飼いたいと考えている方の中には、
「自分が飼い主になってもいいのかな?」
「飼い主に向いていない人っているのかな」
という不安を抱えている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、猫の飼育に向いていない方の特徴について詳しく解説していきます。
猫の飼育に向いていない人の特徴
では早速、猫の飼育に向いていない人の特徴について詳しく見ていきましょう。
喫煙者
タバコを吸っている方は、猫の飼育に向いていないと言えます。
というのも、タバコの副流煙というのは人間だけではなく、動物にも悪影響を及ぼします。
場合によっては、悪性リンパ腫を発症してしまうこともあるのです。
「猫を飼うためにタバコを止める」
という覚悟を決められる方は別ですが、どうしても禁煙ができないという方は、猫を飼うのは諦めた方が良いでしょう。
アロマオイルが好きな人
アロマオイルが好きな方も、猫を飼うのは諦めた方が良いです。
というのも、植物性のエキスから作られているアロマというのは、猫にとって有害です。
場合によっては、中毒を起こしてしまうケースもあり、大切な猫を命の危険にさらすことになりますので注意しましょう。
生活音が大きい
身体が小さい猫にとって、大きな音というのは脅威でしかありません。
・ドアを勢いよく占める癖がある
・楽器を頻繁に演奏する
というような方は、猫にストレスを与えてしまう可能性があるのです。
猫のことを考えて、生活音を下げる努力ができない方は、動物の飼育を諦めましょう。
動物なら何でもいいという人
ペットを飼いたいと考えている方の中には、 「動物なら何でもいい」 「別に猫にこだわりはない」 という方もいます。
このような方は、猫だけではなく動物の飼育全般を諦めた方が良いです。
動物を飼うというのは、1 つの命を受け入れるということです。
動物も人間同様年齢を重ねますし、病気もします。 その際は、つきっきりで看病が必要になることもあるでしょう。
老猫の看病やお世話というのは「愛」がなければできないことですので、猫に対する特別な愛情がない場合は、飼うのをやめましょう。
お客さんが頻繁に訪れる
自宅にお客さんが頻繁に訪れるという場合も、猫の飼育が難しくなります。
というのも、お客さんの中には猫が苦手な方もいると思いますし、猫や動物の臭いが苦手な方もいるでしょう。
また、猫自身にとっても、知らない人が頻繁に訪れるというのはストレスになります。
つまり、お互いにとってメリットがないということです。
潔癖症
猫はとてもきれい好きな動物ですが、おしっこもすればうんちもします。
このような排泄物を片付けるのは、紛れもなく飼い主です。
潔癖症の方や、猫のうんちやおしっこを綺麗に片づける自信がない方は、飼育を諦めた方が良いでしょう。
高級家具やグッズがある
猫には、爪とぎの習性があります。
しっかりとしつけをしている場合は別ですが、飼い始めた頃は、
・床
・壁
・柱
・カーテン
など、様々な場所で爪とぎをしてしまいます。
高級家具やグッズが家の中にたくさんある場合、猫に傷つけられてしまう場合がありますので注意が必要です。
頻繁に旅行に行く人
頻繁に旅行に行く方や、長期間外出をすることが多い方は、猫の飼育に向いていません。
短時間の外出であれば、猫もさほど気にしませんが、数日にわたる外出になると、エサや水の問題も出てきますし、猫がストレスを感じてしまう可能性が高くなるのです。
とはいえ、猫を連れて旅行に行く場合、行動が制限されてしまい、飼い主自身がストレスを感じてしまうこともあります。
「自分の好きな時に好きな場所に行きたい」 と考えている方は、猫をはじめとする動物を飼わないことをおすすめします。
どうしても猫を飼いたいなら覚悟を決めよう
今紹介した項目に 1 つでも当てはまった方は、猫を飼うことでストレスを感じてしまう可能性が高いです。
また、猫にストレスを感じさせてしまうこともありますので、お互いにとってメリットがありません。
「どうしても自分の生活スタイルは変えられない」
「自由に生活したい」
と考えている方は、自分で猫を飼うのではなく、猫カフェなどに足を運んで戯れるという選択を取った方が良いでしょう。
「それでも猫を飼いたい」と考えている方は、1 つの命を受け入れるという覚悟を持ち、猫の飼育に適していない習慣や考え方を改善していくことが大切です。
まとめ
猫を飼いたいと考えている方は、 「自分は本当に飼い主に適しているのか」 ということを考えるようにしましょう。
今回紹介した特徴に 1 つでも当てはまる方は、猫が快適に生活できる環境を構築できない可能性が高く、飼い主自身もストレスを感じてしまいます。
大切なことですので何度もお伝えしますが、猫はものでもありませんし、アクセサリーでもありません。
自分の都合が良い時だけ可愛がり、面倒くさい時は放置するというような方は飼い主には向いていませんので、「命が尽きるその時まで、しっかりと面倒を見る」という覚悟を決めてから飼い始めるようにしましょう。