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【小さな命を救いたい】保護猫の里親になる前に覚えておくべき心構え 7 選


「小さな命を救いたい」


「猫を飼いたい」

という方の中には、保護猫の里親になりたいと考えている方もたくさんいるでしょう。

ただ、保護猫の里親になるというのは決して簡単なことではありません。

この記事では、保護猫の里親になるメリットや、里親になると決めた方が持っておくべき心構えを7つ紹介していきます。


保護猫の里親になるメリットって何?

保護猫の里親になるメリットって何?



では早速、保護猫の里親になるメリットについて詳しく見ていきましょう。

癒しを貰える


保護猫の里親になることで、癒しを貰えるようになります。

可愛らしい仕草を眺めたり、お世話をしたりすることによって、日常生活に良い刺激が生まれますので、自然と笑顔も増えるでしょう。

また、猫は高齢者施設や養護施設などのアニマルセラピーでも活躍しているほど、癒し効果やストレス発散 効果の高い動物です。

猫の力を借りることによって、日常生活におけるストレスや疲れなども癒せるようになります。


小さな命を救える

小さな命を救える


一定期間飼い主が現れなかった猫というのは、殺処分されます。

非常におぞましい現実で、信じたくないと考える方も多いと思いますが、日本では年間約 27,000 匹もの猫が殺処分されているのです。

保護猫の里親になることで、殺処分を未然に防げるようになりますので、小さな命を救うという社会貢献 にも繋がっていきます。

保護猫の里親になる前に覚えておくべき心構えとは?



では次に、保護猫の里親になる前に覚えておくべき心構えについて詳しく解説していきます。

部屋が汚れることを覚悟すべき


猫を室内で飼う場合は、部屋が汚れることを覚悟しましょう。

徐々にしつけていくことで、部屋を汚さず、傷つけず生活してくれるようになりますが、保護猫というのは壮絶な過去を持っているケースも多く、警戒心が非常に強いです。

そのため、スムーズにしつけが行えず、一定期間は室内で爪を研がれる、室内のものをめちゃくちゃにされる というようなトラブルに悩まされることもあります。


命を引き取るという覚悟が必要


保護猫に限らず、猫には命があります。

飼うからには、最後まで(命が尽きるまで)お世話をする覚悟がなければなりません。

中には、飼うだけ飼ってろくにお世話もせずに放置するという質の低い飼い主もいますが、このような可能性がある場合は、保護猫を引き取るという決断をしない方が良いでしょう。

お金がかかる

お金がかかる



保護猫を引き取る場合、譲渡費と呼ばれる諸経費を支払うケースが多いのですが、猫自身の費用は掛かりません。



中には、「コストを抑えて猫を飼いたい」と考えて里親を希望する方もいるのですが、猫を飼う際は、

・トイレ用品
・食費
・医療費

などについても考えておく必要があります。

どれくらいの費用が掛かるのかということについては、こちらの記事でまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。



打ち解けるまでに時間がかかることもある


先ほども解説したように、保護猫の中には壮絶な過去を持っている子もいます。

環境がガラッと変わることもあり、最初は強い警戒心を持たれてしまうこともあります。

間違っても、「全然なついてくれない、可愛くないな」などと思わないようにしてください。

愛情をもって丁寧に接していれば、必ず心を開いてくれます。

傷ついた猫の心と体を癒すという意識を持ち、根気強く、丁寧に接していくようにしましょう。


自由に旅行に行けなくなることもある



猫に限った話ではありませんが、動物を飼うと自由に外出をしたり、旅行に行ったりできなくなります。

・預かってくれる人が見つからない
・どうしても猫を連れていけない


という場合は、旅行や帰省を諦めるしか方法はありません。

「自由な生活をしていたい」 と考えている方は、猫をはじめとする動物の飼育に向いていないと言えます。


家族からの理解が必要

一人暮らしの場合は話が別ですが、家族と一緒に生活をしている場合は、事前に理解や許可を得ておかなければなりません

というのも、猫アレルギーの家族がいたり、小さな赤ちゃんがいたりする場合、猫と共生していくのが難しくなることもあります。

保護猫の里親になりたいと考えている方は、ひとまず家族に相談し、理解や許可を得られた段階で引き取りに向けて動いていきましょう。


いつかは必ず亡くなる

いつかは必ず亡くなる


これも猫に限った話ではありませんが、人間を含め、動物はいつか必ず死にます。

猫は人間よりも寿命が短く、基本的には私たちよりも先に旅立ちます。

愛する家族が旅立つ瞬間をイメージし、 「耐えられない」 と思った方は、飼わない方が良いかもしれません。



まとめ


保護猫の里親になることで得られるメリットはたくさんいます。

ただ、保護猫の里親になるのは決して簡単なことではなく、

「可愛いから」
「何となく興味があるから」

という中途半端な気持ちで保護するのは、自分にとっても猫にとってもマイナスです。

保護猫の里親になりたいと考えている方は、今回紹介した心構えをしっかりと身に付けて、覚悟ができた 段階で行動していきましょう。

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